2020.02.16
店長ブログ vol.20 初めての祖谷観光!
三好でお仕事を始めてから、はや2年! はやっ!早すぎる!
あ、店長のオオガケです。
始めて訪れた日は、雪が舞い散る寒い日でした。今思えば、珍しいタイミングでしたが、逆に、西山から見た川と山と街の姿に、白い雪が混じる光景が美しく、心をつかまれてしまったのです。
その頃は、定休日には、ゆっくりと大歩危や祖谷渓谷などをドライブして、自然の中でゆっくり過ごすのもいいなぁ。なんて思ったりしていたのですが。。。
しかし、いざ『ミンデキッチン』が動き始めたら、そんな時間ないじゃなーい!
ぜんぜん行けないじゃなーい!
と、思いつつ、2年が経ったいま、スタッフにも恵まれて、遠く熊本から旧友が訪ねてきてくれたので、案内がてら観光に出てきました。
祖谷観光で、絶対にはずせない場所があるとすれば、ここでしょう。かずら橋です。それにしても、川の色が美しい。この日は、生憎の雨模様ときどき晴れ。大事なポイントで、青空を見せてくれました。
だだん!やはり、実物は迫力が違うな!
これまで、ガイドブックなどではよく見ていましたが、目の前に立つと伝わってくるものが違います。この橋を架けるまでの労力と知恵の積み重ね、そして、この橋が実際に生活の支えとなっていたという歴史的な重み。ものすごく、ものすごいんです(笑)
そして、実際に歩いてわかる、このすき間(笑)
高いところが苦手な人は、この写真でもダメでしょうね。
幸い、「煙とナントカは高いところが好き」なんて言いますが、僕はそのナントカなもんで、高いところが好きなんです。このスリル、たまりません。
ここまで来るのに、池田の街から1時間ほどでしょうか。走るほどに山深くなりますが、せっかくなので、もう少し奥まで行ってみましょう。
落合集落です。
ここは、国選定重要伝統的建造群保存地区になっています。
『江戸の中期から明治期にかけて造られた斜面に建つ民家や石垣は独特な工夫があり歴史的価値が高いもので指定を受けた中では最も急な斜面にある山村集落』だそうです。こちらも、イラストや写真では見ていましたが、展望台から眺めてわかる、すごいところです。
そして、ここにはアレックス・カー氏がプロデュースした民宿『桃源郷 祖谷の山里』があります。それを見たかったのです。本当は、案内所を訪ねてお断りをしてから見学したかったのですが、不在だったので、勝手に集落の中を車で登っていくことにしました。
おそらく、この建物だろうという推測で、見てきました。もちろん、中には入れません。でも、外観からでも想像できます。ここで数日ステイするのは、きっと素敵な時間になると。
だって、縁側からこんな眺めが見られるんですよ。本を片手に、ウイスキーなんかを舐めながら、視線は空と文字を行ったり来たり。いい気分になったら、そのままゴロリ。木々の囁きを聞きながら、うとうと。。。
いいな~、実にいいな~。都会から来た人には、なおさらいいだろうな~。
いや~、来てよかった。やはり、現地に足を運んで、自分の目で見なければいけません。なんて、言葉でわかっていても、ついつい忙しさにかまけて、知ったつもりの多いこと。自分自身の行ないを反省するいい機会になりました。
また、行きたいから、誰か遊びに来てください(笑)
今度は、春くらいがいいな。