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2020.02.26

お知らせ

店長ブログ vol.23 イベントをするということ

あ、店長のオオガケです。

 

ミンデキッチンといえば、イベント!「いろいろなイベントやってますよね」とは、よく言われる言葉です。

たしかに、一般的な飲食店と比べると、イベント数は多いと思います。

 

なぜ、こんなにイベントをするのでしょう?それは、『真鍋屋』が三好市の交流拠点施設であるからです。この場所が、人と人の交流拠点になる。それが、この施設のミッションなのです。人と人の交流は、大きな可能性を生みます。正直、人も店も少ない。それでも、それぞれが異なる知識や技術、興味を持ちよれば、新しいものを生み出せるかもしれない。それはきっと、ここでしか生まれないものだと思います。

 

また、地域の人と人はもちろんですが、地域外の人との交流も大きな意味があります。狭い地域ですから、新しい人との出会いの場は多くありません。そこで、地域外からいろいろなジャンルのシェフをお呼びして、彼ら彼女らの料理を食べる場を作り、新しい発見や出会いを作ろうとしてきました。

 

東京からは、フランス料理『ア・ターブル』の中秋さん、スパイスカレー『青藍』の梶田さん、奈良からは、イタリア料理『トラットリア・ピアノ』の稲次さん、タイ料理『ラホツ』の別所さん、パティスリー『TORICO』の小西さん、フランス料理『ロワゾブリュ』の藪本さん。

 

そして、今月は、地元出身のシェフによる『おかえり出張シェフ』のイベントも開催。兵庫のイタリア料理『タンオタン』の長浦さんと、地元『イスバ』の坂田さんによる、同級生シェフによるコラボディナーや、先日開催した、高松の『リーガホテルゼスト高松』の『桃花苑』で料理長を務める浦松さんの中華ランチ。

どちらも、身内の方、同級生、食に興味のある方々など、たくさんのお客さまにお越しいただきました。

 

こうしたイベントを通して、地域の人々とっては新たな発見や出会いがあるように、出演してくれたシェフたちは、三好へのご縁ができます。数度出演してくれている稲次シェフは、「この空間が好き。ほかの店の主人とのつながりもできたし、定期的に訪れたい」と言ってくれていますし、『ラホツ』には、三好市から訪れたお客さまもいたそう。その方は、イベントでのカレーがおいしかったから、奈良まで足を運んだんだとか。

ほかのシェフたちも、楽しかったので、ぜひまた呼んでほしいとの声をいただいています。

 

これまで、地方は首都圏とのつながりを求めてきました。それは、地域産品の販売先として、情報や物品の仕入れ先として、レジャーや買い物など遊興の場として。しかし、今後は、地方と地方が結びついていく時代だと思っています。東京にはない豊かさが地方にはあります。野菜、果物、魚介類、肉など、食材も豊富。食文化、技術、自然、そして、人の温かさ。こうしたものを、地方と地方が共有し、高め合っていくことで、地方はもっとおもしろくなる。そう考えています。

 

これからも、いろいろなシェフに来ていただきたい。『真鍋屋』に行けば、楽しいイベントができて、いろいろな人と出会えると感じてほしい。地域の人たちにも、『真鍋屋』のイベントに参加すれば、いつもとは違う食を楽しむことができ、いろいろなシェフと出会うことができる。『真鍋屋』には、いつもワクワクがある。そんな風に感じてもらえる施設にしていきたいと思っています。

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