2019.06.14
店長ブログ vol.5 ミンデキッチンの料理について②
あ、店長のオオガケです。
今回は、お味噌汁の話。
日本の食卓には欠かせないお味噌汁。とくに、朝食。子供の頃は、熱々のお味噌汁を飲んで、目が覚めたもの。また、酒飲みにとっては、二日酔いの胃袋を温めてくれる優しい存在でもあります。ふうふうしてから、お味噌汁をすすれば、「ああ、日本人でよかった」と思うこと間違いなし。
なーんて思うのは、昭和の話? 気が付けば、時代は平成を通り過ぎて、すでに令和。むしろ、家庭の食卓にお味噌汁が登場する機会は少ないのかもしれません。たしかに、お味噌汁作りは、意外と手間がかかるもの。だしを取って、具材を切って、軽く煮てから味噌を溶いて。。。
とはいえ、顆粒のだしもあれば、だし入りの味噌汁もありますし、そこまでいけば、お湯を注ぐだけのインスタントもありますからね。インスタント味噌汁も、昔に比べたら格段においしくなったもんです。それでも、お味噌汁の存在感ってば。。。
食生活の変化もあるのでしょうね。朝食はパン派という方も多いでしょうし、パンにお味噌汁は合いにくい。やっぱり、コーヒーとかスープとか。あるいは、朝食抜き派も多いでしょう。昔は、朝食といえば、ご飯にお味噌汁、焼き鮭に納豆だったもんです。なんて書くと、どんだけオッサンなのかと思われますね。いや、まあ、オッサンなんですが。
でも、日本ならではの発酵調味料である味噌は、身体にいいんですよ。
「みその主原料である大豆は、良質の植物性たんぱく質を多く含む食品です。みそは発酵によって、大豆にはない、またはあっても少量のアミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的にさらに優れたものになっています。酵素によって加水分解されたたんぱく質はアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類がすべて含まれています。その他ビタミン、ミネラル、食物繊維、炭水化物など多くの栄養素を含むみそ。ひとつの食品でこれほどたくさんの栄養を含むものは、他にありません」
(ハナマルキのHPより抜粋)
というわけで、MINDEランチでは、必ずお味噌汁をご用意しています。しかも、野菜たっぷり具だくさん!
だしは、昆布とイリコでとります。関東出身のオオガケとしては、昆布とカツオ節といきたいところですが、郷に入っては郷に従えというように、イリコをたっぷり使います。
具は、毎日4~5種類。豆腐、白菜、ネギ、こんにゃく、エノキ、タマネギ、ニンジン、油揚げ、大根の葉などなど。内容は日替わりです。
それこそ、鍋から具があふれんばかり。いろいろな具が入ったほうが、旨味に厚みが出ますからね。
味噌は、地元で手作りされているものを使います。味噌の好みも、地域によって違いますし、手前味噌なんて言葉もあるように、それぞれの家庭ごとに味が違ったものです。
ミンデキッチンでは、これらの味噌を順繰りに使い分けたり、ときにはブレンドしたりしています。もし、「うちの味噌はうめーぞ!」なんて方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お売りください。
こうしてでき上ったお味噌汁は、おかずの一品になるくらい食べごたえがあります。味噌の栄養も取れて、野菜もたくさん食べられて、ご飯の味も引き立てて、なんて素敵な名脇役なんでしょう。
お家ではなかなか食べられなくなった、具だくさんのお味噌汁。ミンデキッチンでは、毎日欠かさずご用意していますので、肉料理や野菜おかずだけでなく、こちらも楽しみにしていただければ幸いです。